現在、世界各国がSDGs達成を目指し、多様な課題に取り組んでいく必要性を認識している。しかし、未だCOVID-19の収束は見えず、ポストコロナ時代の新たな国際協力の形について模索する必要がある。
例えば、開発途上地域でも急速に導入促進している医療分野のデジタル化は、KKFCのような深い山間の森林群に点在する学校の教育分野でも、導入加速が求められる等が想定される。しかし、ローカルのキャパシティが未成熟の場合には、キャパシティビルディング手法を取り入れる必要があり、従来通りの地域文脈に則ったプロジェクト計画と実施に加えて、ポストコロナ時代に事業実施するための工夫、体制、ノウハウ習得や人材育成が必要となり、新たな課題解決が求められる。
今後は、環境学習への多様なアプローチを目指し、遠隔教育の導入やデジタル教材の開発、逆に復讐のためのペーパーベースドリル形式での効果的な学習方法等、学びの個別化に対応した取組の加速を目指し、パートナーシップ連携による日本が持つ知見や技術を活かしたコロナ対策と、ポストコロナ時代の新しい活動手法等に対する提案が必要と考えている。