第4回  新たなマイバッグ使用システム作り検討委員会が開催されました

平成23年12月16日(木)、第4回 新たなマイバッグ使用システム作り検討委員会が開催され、アンケート結果の解析及び、消費者・事業者・自治体へ向けた提言案について検討されました。

以下、調査結果の概要及び検討結果です。
詳細データについては、調査結果の精査・検討が終了し次第、公表します。

【共有リユースバッグシステム】
(事業スタート来「パブリックマイバッグ」と表記していましたが、委員からの指摘により「共有リユースバッグ」としました)
事業者の賛同・協力姿勢は高い一方で、消費者、事業者、自治体とも衛生面への懸念を多く抱いていることが明らかとなりました。
共有リユースバッグの実施にあたっては、衛生面への不安を取り除く工夫が求められ、これにより協力的な自治体が増えることが期待されます。
また、類似のシステムを導入している事例は、福岡市内の生協や福岡工業大学内の売店といった固定客が確保できるケースであり、このような事業形態で機能しやすいシステムであると考えられました。
今後は、広域的に事業展開する場合の課題等の抽出や、社会実験の必要性が求められました。

【究極のマイバッグシステム】
消費者、事業者のマイバッグ嗜好性調査の結果、
・ 詰め込みやすい自立型
・ 緑
・ バンプもしくは硬めのポリエステル
・ 300円以下
の特徴が見い出されました。
これらの特徴は、オーストラリアで広く使われているマイバッグの色や形状と類似していますが、価格が100円前後で生地は不織布である点が異なっています。
(左:本調査による特徴に近いオーストラリアのエコバッグ、右:保冷機能付きのエコバッグ、両者とも同サイズ)

今後は、広域的に事業展開する為の、課題の提出や社会実験を鑑みた具体的な手法の提示が求められました。

【提言について】
今回の委員会では以下をまとめましたが、上記の課題抽出や具体的な手法構築等検討したり、提言対象を詳細に分けきめ細かい提言内容とすることが求められました。

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