01. 「投資ゼロ」今すぐできる運用改善
省エネ診断等でよく指摘される「お金をかけずに、意識と行動だけでエネルギー消費を削減」できる対策提案を紹介。
① エアコンによる暖房の利用拡大
【提案理由】暖房を目的とした場合、燃料の燃焼熱を使用するよりもエアコン暖房のほうが省エネ・省コスト・省CO2になります。エアコン暖房を積極的に活用し、床暖は厳寒期など必要最小限の使用とするよう提案します。
②エアコン室外機のフィン清掃
【提案理由】室外機の熱交換フィンには埃の付着が見られ、通風性が損なわれている状態でした。室外機フィンの清掃を行い熱交換効率を回復することで省エネを図ります。
③エアコン未使用時の元電源遮断
【提案理由】エアコンは冷房のみ使用ということでしたが、電源は年間を通して入れているようです。通電したままだとエアコン内にあるクランクケースヒータに電流が流れ、未使用期間も電力が消費しています。シーズンが終了したら元電源を遮断することで待機電力の削減となります。
④ボイラの燃焼空気比調整
【提案理由】暖房用ボイラの燃焼効率を把握するため、燃焼中の排ガス測定を実施したところ、空気比が1.5(残存酸素濃度7%)と高い状態でした、煙突からの廃熱損失が大きい状態です。燃焼時の供給空気量を減少させることで燃料使用量の削減が図られます。
⑤様式便座の節電モード利用
【提案理由】便器には節電モードが備わっていますが、節電モードが使用されていませんでした。節電機能を活用して省エネを図ります。
⑥自動販売機を省エネタイプに入れ替え
【提案理由】駐車場に設置されている飲料自動販売機は、消費電力量がやや大きいものとなっています。自動販売機設置業者に依頼し、消費電力量が少ない機種に入れ替えることを提案します。
※あきた地球環境会議(秋田県地球温暖化防止活動推進センター)が実施している診断でで実際に提案されている事例です。
※機器の型式や使用環境により最適な対策は異なりますので、より正確な削減ポテンシャルを知りたい方は、個別診断の受診をおすすめします。
02. 設備投資を支える「補助金」情報
▶秋田県: 商業・サービス産業省エネ化等推進事業費補助金
募集期間:令和7年4月7日(月)~5月16日(金)
▶秋田県:ものづくり革新総合支援事業(省エネ生産設備更新型)
募集期間:令和7年4月7日(月)~5月16日(金)
03. 自社で減らせない分は「置き換え」と「オフセット」
運用改善や設備更新など、可能な限り排出量が減るよう削減努力を行った上で、どうしても排出されるCO₂については、その排出量に見合う削減活動への投資や、環境価値の購入によって「実質ゼロ」を目指します。
① 再エネ電力への切り替え(電気の脱炭素化)
現在使用している電気を、太陽光や風力などの再生可能エネルギー由来のプランに切り替えます。
② カーボン・オフセット(J-クレジットの活用)
どうしても削減できない排出量を、他の場所での削減・吸収量(クレジット)を購入することで埋め合わせる仕組みです。
▶カーボンオフセットについて(秋田県)
▶脱炭素経営を実践プロセス:1. 知る(情報収集・方針の検討)










