2012秋田市夏のCO2削減大作戦
生ごみ減量による削減のねらい
秋田市では、生ごみは燃えるごみとして捨てられています。この生ごみは、秋田市環境部総合環境センターに運ばれ、シャフト炉式ガス化溶融炉で焼却されています。また、一般的に生ごみは水分量が多く、焼却により多くのエネルギーを要すると言われています。 本事業は、この生ごみをたい肥化して、庭やプランターの肥料として利用することで、生ごみ焼却によるCO2排出を削減しようとするものです。
秋田市夏のCO2削減大作戦では、コンポスターやダンボールたい肥作りを実践している家庭100世帯のモニターに、コンポスター等に投入した生ごみの量を計測できる機器を貸与します。モニター期間中にコンポスター等に投入された生ごみ重量、秋田市環境部総合環境センターのシャフト炉式ガス化溶融炉の排出係数やアンケートなどから、CO2削減効果を算出し、広く広報します。
また、ダンボール堆肥の上手な作り方や家庭でできる省エネの取り組みなどの講習を行います。
- ごみ減量モニター成果報告
-
ごみ減量モニター ・参加者:102名(アンケート協力者:96名)
・モニター3ヶ月間、96名の取り組みにより5,720kgの生ごみを削減しました。
・これによるCO2削減量は、1,270kg-CO2のCO2となりました。
上手なたい肥の作り方
ダンボール堆肥作り講習会
ダンボールたい肥作りのスペシャリスト2名をお招きして、失敗しない・うまくいくたい肥作りの実演講習を行います。
あわせて、家庭でできる身近な省エネを学びます。