温室効果ガス削減モデル調査事業

温室効果ガス削減モデル調査事業

ライフスタイルの見直し、
地球温暖化対策のためにできることから考える。

秋田市の民生家庭・業務部門における地球温暖化対策として、市内のご家庭や事業所で実践されている、温室効果ガス削減の取り組みに関するモニター調査を実施しました。
うちエコ診断(環境省)を受けたご家庭と、省エネルギー診断(経済産業省、秋田県等)を受けた事業所の皆様に、モニターとして診断前後の各種エネルギーの使用実績と省エネの取り組みをご報告いただきました。

モニター家庭・事業所の取り組みにより
総量90,279kg-CO2の削減が達成されました。
※家 庭:うちエコ診断実施前後の数値比較
 事業所:省エネ診断実施前後の数値比較

うちエコ診断事業についてはこちら

モニター家庭

ご協力いただいた内容 (1) 省エネルギーの取組内容、感想等の報告
(2) 3か月間(10月~12月、11月~1月)の電気、燃料及び水道等のエネルギー使用量の報告

モデル家庭のご紹介

※下記タイトルをクリックしていただくと詳細がご覧いただけます。

A様 「無駄なエネルギーを使わない」生活習慣 【大人3名、戸建て住宅】
A様
B様 家族の協力を得ながら給湯の省エネ 【大人3名と10代の子供1名、戸建て住宅】
B様
C様 省エネに関する情報を収集していろんなことに挑戦 【大人2名、戸建て住宅】
C様
D様 ちょっとの気持ちでできることから、無理なく節電 【大人2名と10代の子供2名、戸建て住宅】
D様
E様 アイテムを活用して入浴での節水 【大人3名、戸建て住宅】
E様
F様 調理のひと工夫でエネルギーの効率化UP 【大人2名、戸建て住宅】
F様
G様 入浴時の心がけで給湯からのCO2排出を削減 【大人2名、集合住宅】
G様

モニター家庭の皆さんが行っている省エネ「暮らしのひと工夫」(秋・冬)

リビング
個室
移動空間
ソファ
・エコ照明器具使用
・使用していない照明はすぐに消す
・一部LED電球の取り替え
・玄関灯は早く消灯
・冬は日差しを取り込み暖かさを保つ、夏は日差しを遮り風の通り道を作る
・サッシを二層ガラスにする
・二重サッシにする
・サッシに冷気シャットボード(断熱シート)を貼る
・窓ガラス下方に結露防止シートを貼る
・早めに就寝するようにストーブを消し、灯油の節約に心がける
・冷暖房の設定温度は控えめにする
・居間の温度を度1度下げる
・暖房の設定温度を2度下げる
・冬は室温20度に設定
・居間を含め、暖房の設定温度を控えめにする(昨年と比較して1度)
・早めに就寝するようにストーブを消し、灯油の節約に心がける
・暖房の運転時間を減らす(家にいないで出かける)
・暖房-エコ仕様の石油ストーブを購入した、設定温度を18度にしている
・暖房器(温水ルームヒーター)のタイマー活用
・暖房にタイマーをかけ、室温が20度以上になったら消すなど不要な時間につけないようにしている
・3室を解放し暖房していたが、台所仕事終了後は閉めて部屋を2室にしている
・階段の入口にカーテンを付けて冷暖房のききを良くする
・ドアの下にすきま風がはいらないようにするシートをはる
・床暖房やこたつを使って暖房の設定温度が低くても大丈夫なようにした(室内温度20度設定)
・暖房を少し早めに消し、余熱で過ごす
・就寝前30分には、ストーブの電源OFFにする
・見える場所に室温が解るように温度計を置き、こまめに調整
・就寝前の寝室の暖房点火時間を短くする
・ドアを開けっ放しにしない
・極力ひとつの部屋で生活するようにし、暖房費削減している
・テレビバックライト調整、省エネモードに設定
・テレビを観ていないときは電源を切る
・テレビを点ける時間を短縮する
・不要な電気は極力使用しない(コンセント抜く、TVはつけっぱなしにしない)
・電化製品の主電源を切る
・灯油の給湯器の電源をこまめに切るようにしている
・電気毛布を就寝時に消す、部屋の電気も消す
・お湯の使用方法の効率化(麺類をゆでた後のお湯を一部食器洗いに使用)
・温かい服を着る
・夜ふかしせず早寝する
・家族団らん、ひと部屋で過ごす
バス
トイレ
洗面所
トイレ
・お風呂は時間をあけずに続けて入る、又1日おきに入る
・お風呂は家族が続けて入るようにして、なるべく追い焚きをしない
・ボイラーを台所給湯専用にした場合の設定温度を低くする
・シャンプーとリンスは1回にして使うお湯の量を減らす
・湯槽のお湯を無駄にしない(シャワーを最小限)
・浴槽の蓋の下に保温効果のあるシートを置く
・シャワーの使用時間を減らす
・節水シャワーヘッドの取り付け
・残り湯を利用しての洗濯
・トイレを省エネタイプの最新式に交換
・トイレのふたは閉めることを徹底する
・便座とウォッシュレット(温水)の電源をOFF
・冬以外、洗面でお湯を使わない
・洗濯物は朝と決めずに、洗濯機一杯分たまったらする
キッチン
鍋
・冷蔵庫、冷凍庫の温度は常に弱にし、開閉を少なくする
・冷蔵庫の台数を3台から2台にした
・冷蔵庫にものを詰め込みすぎないようにしている
・冷凍物はなるべく自然解凍にしている
・古い冷蔵庫の買い換えを検討中
・ご飯は1回に2日分を炊いて、レンジで温め直して食べる
・調理の下ごしらえに電子レンジ使用を増やして時間と洗い物の手間を省いている
・反射ストーブでお湯を沸かして利用、煮物等も出来るので大いに活用する
・炊飯器は朝食後に抜き、使用時はレンジにてあたためる
・圧力鍋の活用、ナベ底から火をはみ出さないなど、調理で工夫している
・お茶を飲む時はポットを使わず、一杯だけレンジでお湯を沸かす
・電気ポットや炊飯器の保温を控える
・排水口、排気口はこまめに清掃している
・皿洗いの時は水を出しっぱなしにしない
・家庭内のゴミの排出削減のための生ごみはすべて堆肥化に使用
自家用車
車
・エコドライブ(発車時ふんわりアクセルを踏むこと)
・車の省エネに取り組んでいる
・エコドライブモード運転
・アクセルをふかしすぎない
・自動車の急発進はしない
・長時間の暖気運転をやめ、アイドリングストップを心がける
・車間距離を長く取るようにしている
・晴れの日はなるべく通勤に車を使用しない
・自家用車で遠出しないで電車、バスを利用するように心がけている
・買い物の回数(車の移動)を減らしました
・毎週(冬場以外)にドライブをしているものを半減させて省エネ、節約につなげている
・エコカーへの買い替えを検討中
・車洗車、花などの水かけ、掃除等は井戸水を使用している
その他
葉っぱ
・国県市など行政の環境施策に従い取り組んでいる
・環境家計簿の記入(H10年より1日当たりの電力使用量も出している)
・e-市民、エコカーの切り替え、よしず張り、廃食用油の回収、PCインクカートリッジの回収、小型家電のリサイクルなど
・環境関連団体の会員になり、事業などに積極的に参加し、そこで得た知見と経験を日常活動に反映している
・家電の買い替えは省エネ型
・家電の使用(消費)量や待機電力の測定
・電気契約のアンペア数を小さくする→入居時50A→30Aにおとした
・ゴミの日(木10ℓ、月20ℓ)か、1週間に1度30ℓ袋で出す
・太陽光発電システムの設置

モニター事業所

ご協力いただいた内容 (1) 省エネルギーの取組内容、感想等の報告
(2) 3か月間(10月~12月)の電気、燃料及び水道等のエネルギー使用量の報告

モデル事業所のご紹介

※下記タイトルをクリックしていただくと詳細がご覧いただけます。

電力消費事情にみる業種別事例
業種別事例
事業所A (教育機関)

事業所A01 事業所A02

省エネの取り組み

・照明の間引き
・廊下やトイレなどの照明に人感センサー導入
・事務室空調の昼時間停止
・各エアコン操作パネルに節電目標を提示
・省エネ・エコ川柳を学校で募集し、省エネ・エコに関する意識付けの促進
・四半期ごとに電力使用量と過去との比較を学生・職員に提示
・窓ガラスに熱遮断シートの設置検討

省エネ診断後提案を受けて実施した取り組み

・小規模更新、照明設備更新(Hf)当初事務室の照明設備の変更を検討していたが、現在のHf蛍光灯をLEDに更新しても削減幅は大きくないとの報告を受けたことから、現在はLEDの特性を生かせる設置場所について検討を進めている(構内外灯は水銀灯のため、これとは別にソーラーパネル型LED該当の設置を検討)

省エネに取り組んでの感想

まずは具体的な数値の把握が重要と考え、電力のオンデマンドモニターを導入した。
これにより、今までは月単位でしか把握できていなかった電力量を時間単位で把握できるようになり、使用量の内訳を検討する材料となった。
また、温度を学生が見える化できるよう、各講義室に温湿度計を設置した。
関心のない人にどうやって浸透させていく取り組みができるかが課題となっている。

事業所B (老人介護業)

事業所B01 事業所B02

省エネの取り組み

・温泉ボイラーを小型のものにして2基にした
・ボイラー室を拡幅しない
・2台の設置面積も1台分のときと同様の面積の範囲で収める

省エネ診断後提案を受けて実施した取り組み

・今回はボイラーを取り替えたために、他の提案については平成25年位おいて検討する予定

省エネに取り組んでの感想

・単純に灯油購入料では、平成23年10~12月とボイラー交換後の平成24年10月~12月末の比較で交換後が-4KLとなっている

事業所C (飲食業)

事業所C01 事業所C02

省エネの取り組み

・照明のLED化
・冷暖房のこまめの調節と、野外機の清掃管理
・従業員への省エネ教育の強化
・使用していない箇所の電灯をこまめに消す
・下がってきた皿は使用済紙おしぼりを軽く巻きつけ汚れとともに捨てている

省エネ診断後提案を受けて実施した取り組み

・使用していない蛍光灯のグローランプをはずす

省エネに取り組んでの感想

皿洗いの時汚れをブラシで落としてから、使用済の紙おしぼり・ペーパータオルをブラシに軽く巻きつけ油汚れを取り、そのままペーパーも捨てるようにしました。
下水管が詰まらなくなり、ガスの使用量も減りました。

事業所のみなさんが行っている省エネの取り組み

取組改善 機器等の更新
リフォーム業
建設業
・照明の間引き
・冷暖房の設定温度をさげる
・省エネガラスコートを窓ガラスに塗布
・太陽光発電の設置(増設)
・事務所内FFストーブから高効率エアコンに更新
飲食業 ・冷暖房のこまめの調節と、野外機の清掃管理
・従業員への省エネ教育の強化
・使用していない箇所の照明をこまめに消す
・下がってきた皿は使用済紙おしぼりを軽く巻きつけ汚れとともに捨てている
・使用していない蛍光灯のグローランプをはずす
・照明のLED化
介護事業 ・不要照明の消灯
・電気ポットの不使用
・暖房箇所を限定
・トイレの消灯、暖房便座低にしている
・年度別、月別、エネルギー別の使用料および使用代金のデータをグラフ化し、掲示することにより、職員の意識付けを行う
・温泉ボイラーを小型のものに変え2基にした
・ボイラー室を拡幅しない
・徐々にLED変えている
・エコラインシステム導入(水道蛇口に装着し、水量を減少させる器具)
教育機関 ・照明の間引き
・事務室空調の昼時間停止
・各エアコン操作パネルに節電目標を提示
・省エネ・エコ川柳を学校で募集し、省エネ・エコに関する意識付けの促進
・四半期ごとに電力使用量と過去との比較を学生・教職員に掲示
・廊下やトイレなどの照明に人感センサー導入
・窓ガラスに熱遮断シートの設置検討
情報サービス業 ・EA21活動
・エコドライブ
・昼休みの消灯、部分の照明
・PCの節電対策(スリープ、ディスプレイの輝度調整など)
・ウォームビズ、クールビズ
・グリーン電力購入
・変圧器の更新
・照明機器の更新
金融機関 ・営業室15:00以降、お客様スペースの照明の消灯とワークスペースの間引き消灯
・営業室15:00以降、お客様スペースの暖房を消す
・営業室以外の使用していない通路、階段、給湯室、食堂室等の消灯
・照明の間引き、15時以降の消灯
・LED照明等の照明器具や高効率エアコン等の更新
(経費削減により実施可能)

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